Cloudflare OSの料金・費用|無料でどこまで使える?
結論:Cloudflare OSのソフトウェア自体はApache 2.0のオープンソースで、ライセンス料は$0です。ただし運用にはCloudflareの各サービス利用料が発生します。最低ラインはWorkers Paidの$5/月で、認証(Zero Trust)は50ユーザーまで無料枠があります。AI推論・ストレージ・ログは従量課金です。
つまり「無料で始められるが、運用総額$0ではない」が正確な理解です。
本記事の料金は2026年8月14日時点の公表情報です。最新の料金は必ず各公式ページで確認してください。
公式料金の内訳
Cloudflare OSの利用に関係する公式料金は次のとおりです。
| 項目 | 料金 | 補足 |
|---|---|---|
| Cloudflare OS(OSS) | ライセンス $0 | Apache 2.0。ソフトウェア自体にライセンス料はありません。 |
| Workers Paid | 最低 $5/月/アカウント | Dynamic Workers等の主要機能に必要。Developer Platform 料金。 |
| Zero Trust Free | $0・最大50ユーザー | 小規模PoCに有利。Zero Trust 料金。 |
| Zero Trust Pay-as-you-go | $7/ユーザー/月 | 50ユーザー超の一般有料構成。Enterpriseは個別見積もり。 |
| AI推論・ストレージ・ログ等 | 従量課金 | 利用量に応じて変動します。AI Gatewayで可視化・上限設定が可能です。 |
| Managed Cloudflare OS | 未指定 | Cloudflare Dashboardでの提供が予定されていますが、料金は未発表です。 |
無料でどこまで使えるか
「無料で試せる範囲」を固定費ベースで整理すると、次のようになります。
- ソフトウェア — Apache 2.0のOSSなので、取得・デプロイ・改変にライセンス費用はかかりません。
- 認証(Cloudflare Access / Zero Trust) — Freeプランで最大50ユーザーまで$0。50人以下のPoCなら認証部分は無料枠に収まります。
- 実行基盤(Workers) — Workers Paid(最低$5/月/アカウント)が必要です。ここが事実上の最低固定費です。
- AI推論 — 使った分だけの従量課金です。使わなければ発生しませんが、実務で使えば必ず発生します。
小規模PoC(〜50ユーザー)の費用の考え方
公表料金を単純に組み合わせると、50ユーザー以下の限定PoCの固定費は「Workers Paidの$5/月〜」となり、これにAI推論・ストレージ・ログなどの従量分が加わります。51ユーザー以上に拡大すると、Zero Trust Pay-as-you-goの$7/ユーザー/月が加わる構成が一般的です。
上記は公表されている料金の組み合わせによる考え方の整理であり、見積もりではありません。実際の総額は利用量・構成により変動します。
費用を左右する3つの変動要素
1. AI推論の利用量
エージェントの利用が増えるほどモデル呼び出しが増え、従量費用が伸びます。Cloudflare OSではすべての推論リクエストがAI Gatewayを経由するため、モデル別のコスト可視化、予算上限、レート制限を組織として設定できます。「気づいたら高額請求」を防ぐ仕組みが最初から用意されているのは、運用コスト管理上の利点です。
2. ストレージ・ログ
ワークスペースのセッション・成果ファイルの保持や、監査ログの蓄積は従量課金の対象です。監査要件が厳しい組織ほどログ保持のコスト設計が重要になります。
3. ユーザー数
50ユーザーを境に認証部分の費用構造が変わります(Free → $7/ユーザー/月)。部門展開の計画を立てる際は、ユーザー数の増加ペースと合わせて費用を見積もる必要があります。
Managed版(ホスティング版)はいくら?
Cloudflare Dashboardでの「Managed Cloudflare OS」の提供が予定されていますが、料金は2026年8月時点で未発表です。自社でのデプロイ・運用を避けたい組織は続報を待つ選択肢もありますが、現時点で確実に使えるのはOSS版のセルフデプロイです。
導入支援サービスの費用
ここまでの費用はすべてCloudflare公式の利用料金です。当サイトが提供する導入支援・研修サービス(業務選定・ROI設計、限定PoC、Access・IdP連携、Gatekeeper・MCP連携、AI Gateway・DLP・ログ整備、研修・運用)の料金は、支援範囲に応じた個別見積もりで、公式料金とは別のものです。
自社の規模・利用想定での費用感を知りたい方は、状況を伺ったうえで整理してお伝えします。
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